A,
調停は毎回、きちんと準備をしていきましょう。
服装もそうですし派手に感じられるようなアクセサリーなども無いほうがいいでしょう。
そして、離婚の話し合いに参考になりそうな資料はきちんと準備していきましょう。
また、調停の初日までに自分の意見やこれまでの経緯を簡単にまとめた資料を作成しあらかじめ裁判所に提出しておきましょう。
調停前に出すことで調停期日前に前もって調停委員を含め裁判所の職員にあなたが抱える不安や今回の離婚の問題点を冷静な文章で伝えることができます。
これは大切なことです。
調停のその場で調停委員に差し出しても、限られた時間の中で調停委員は事実の確認をあなたにしながら書面も見ることになりかえって効率よく質問ができなくなる恐れもあるでしょう。
一生懸命に書いた書面の中身と同じ事を直接聞かれててしまうかもしれません。
それを防ぐためにも前もって最低限伝えたい情報を先に認識してもらうことは大切なことだと思います。
また、書面にまとめる際は、できれば自分以外の人に一度目を通してもらうとよいでしょう。
自分だけの視点で文章をまとめるとどうしても独りよがりな文章になってしまい、伝えたいことがはじめて読む人に伝わりづらい文章になっている場合があります。
自分ひとりでまとめたいなら、最低限、翌日に読み返すなりしてチェックしましょう。
分量はA4で多くても5枚までがよいでしょう。
読む人が負担にならない程度の分量であることも大切なことです。
字も少し大きめにしたほうが50代~60代が多い調停委員には望ましいでしょう。
文書にまとめることは自分自身でこれまでのことを振り返ることにもなります。
「そういえばこんなこともあったな。」ということを思い出すかもしれません。
そういう小さなことでも、調停という話し合いの場では重要なことかもしれません。
自分でまとめられないという人は、行政書士などに依頼してまとめてもらうとよいでしょう。
|